津和野暮らし満足度(NPS)結果発表

12月のテーマ「津和野暮らし満足度」にご回答いただきありがとうございました!
集計結果を発表します。
2024年12月時点のつわの暮らし満足度(NPS®)は

ー48.1(マイナス)

でした。
※回答数52、推奨者6、批判者31、中立者15

満足度の数値化はNPS®を活用しました。
「NPS®」とは「Net Promoter Score」の略で、顧客ロイヤルティ(商品やサービスに対する信頼・愛着)を測る指標です。

「あなたはこの企業(製品/サービス/ブランド)を友人や同僚に薦める可能性は、どのくらいありますか?」

という質問に対して、0~6と回答した人を【批判者】、7~8を【中立者】、9~10を【推奨者】とし、【推奨者の割合】-【批判者の割合】を引きます。その割合(%)表記を省略した数値がNPSスコアとなります。

【推奨者】は、再購入比率が群を抜いて高く、紹介客の多くがこのタイプの顧客からの紹介です。

【批判者】は、否定的なクチコミにより、新規顧客の購入意欲に水を差し、従業員の意欲をそぐ存在とさえなりえます。


これを津和野町の移住定住対策の視点に置き換えて考えると、
【推奨者】は定住の可能性が極めて高く知人友人にも津和野移住を勧めてくれるでしょう。満足度の高い人の暮らしぶりは現状の津和野町に適している一つのモデルとも言えるかもしれません。

【批判者】は津和野町の暮らしに否定的で課題を感じているので、定住とならず転出してしまう可能性があると言えるでしょう。

しかし、批判者の声は町の移住定住対策を考えるうえで非常に重要なことは言うまでもありません。批判者の声から課題を捉え、対策することが移住定住対策となるのだろうと思います。

【高評価の理由】
☆やりたいことがあったり、優しかったり、魅力的な人が多い
☆津和野の街並みや歴史などの雰囲気が素晴らしい
☆豊かな自然環境(遊べる、子育てに良い)
☆都市部では味わえない自然の恵み(地元野菜、山菜、鮎など)
☆畑で自家栽培などお金のかからない生活が実現可能
☆地域のイベントも多く、田舎が好きな人やゆったり子育てしたい人にはおススメ

【低評価の理由】
★公共交通など利便性の悪さ
★医療機関の少なさ
★子どもが遊ぶ場所がない
★車がないと不便
★住める家が少ない
★地域性と合う合わないには個人差があるからおススメしにくい
★行政の動きが弱い、新しさがない、教育が古い
★仕事の選択肢が少ない

◆どう活用するか
①「―48.1」という値が高いか低いかが大事なのではなく、これがどう変化するかが大事です。様々な町民の取り組みや、人とのつながり、行政施策などによって批判者が中立者に変わったり、中立者が推奨者に変わったり、そうして数値が少しずつ上がっていくことが移住定住が促進されている、ということになると思います。
②1年に1~2回程度定期的にこのアンケートを実施することで、回答する側は「津和野町はどんな町か」と客観的に考える機会になることにも意味があると思います。

“津和野町の魅力や価値” を町民みんなで高めていけたら素敵だと思いませんか?
豊かな自然環境と利便性は両立できないものかもしれませんよね。
無いものはない、都会のような利便性をこの町に求めても難しいのではないかと思います。

では、何を魅力や価値として高めていくのか。

まさに移住定住対策につながることですが、この課題を行政に任せっきりにするのではなく、私たち町民で模索しながら進めていくことこそ活路なのではないかと思っています。
つわのポストはそのためのツールにしたい。そんな思いでエルゴメンバーは活動しています。
つわのポストで定期的に津和野暮らし満足度アンケートを行いますので、ぜひ皆様の協力をお願いします!

公式LINE「つわのポスト かなエルGO!」の友だち登録はこちら!
https://lin.ee/7iZv3J0u

QRコードからでも登録できます^^

トップへ戻る