これまでとこれからのこと
女性会議第1期/参加してみたらイメージと全然違った!
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1~3期Atsuko -
1期Mariko -
1~2期Mifuyu -
1~2期Fuyuko -
1期Miwa
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最初は本当に軽い感覚だったよね(笑)
友達に誘われて、「町長と直接話ができるならおもしろそうだな」とか
「みんなでお茶飲みながら話す感じかな」と思った。 -
そうそう!!(笑)
それがいざ始まってみたら全然違ったよね!
いきなり「津和野町の課題を付箋に書き出して貼ってみましょう」って言われてw -
確かにww
町長とお茶しながら話すとかじゃ全然ない感じで(笑)
でも、書き出してそこに出てきた課題をグループ化していったら
「住まう」と「子育て」って2つのカテゴリに絞られていったんだよね。 -
そうだね。
子育て中のメンバーが多かったから、
そこに課題意識が集中したのもあったんだと思う。 -
ただ、カテゴリは同じでも内容はそれぞれ違って。
地域や家族構成によって、生活や子育ての状況ってみんなそれぞれ違うから、
課題と感じた視点が違うんだなって感じた。 -
うん、それまでは「自分だけの問題だから、自分のわがままかも。。」って感じていたことが、話してみたら他の人にとっても重要なことで、自分だけの課題じゃなく津和野町にとっても課題なんだなって気が付いた。
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そうそう。女性の検診の受けにくさとか、不妊治療の助成金の内容についてとか、
定住推進住宅の審査に女性の視点が入っていない事とか、それぞれの視点があったからこそ出てきたと思う。 -
日常の生活の中で感じていることはたくさんあるんだけど、自分でも見過ごしていて、
それが「女性会議」という話せる場所があったことで「課題」として気が付けたってことだよね。 -
意見交換会は、スーツの男性相手に、
私服の主婦がプレゼンするという光景が新鮮だったな~。
すごいコントラストだった(笑) -
人前でプレゼンなんてしたことなかったし、すっごい緊張した!
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その準備も大変だったよね。
他の市町村の取り組みを調べたり、資料作成したり。 -
でも、提言したほとんどの内容がすぐに施策に反映されて、
「私たちの意見って必要な意見なんだな」って感じられたのは大きかった。 -
1期に参加したことをきっかけに「自分にもできることがある。
自分の環境を変えていけるかもしれない」って思うようになったと思う。
第2期/津和野の雇用について考えた!
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1~3期Atsuko -
1~2期Mifuyu -
1~2期Fuyuko -
2~3期Tama
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2期はスタートから行政側から雇用の課題について
意見がほしいって話が出たよね! -
そうだった。
町内の会社・事業所が求人を出しても人が来てくれなくて困ってるって。 -
うん。だから私たちが仕事に何を求めているか、をまず洗い出したよね。
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そこからどんな場があればもっと会社、事業所と求職者がマッチングができるのかを考えて、就職フェアをしたらどうかってアイデアが出た。
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でも、視察で近隣の女性が活躍している会社の話を聞いたら、従業員の働きやすさを第一に考えて様々な工夫していることがわかって「まずは雇用側の意識が変わらないと就職フェアしても効果的でないかもしれない」って気が付いた。
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うん、だから求人募集に課題を抱える町内の事業所にヒアリングして、
そこから見えてきた課題を意見交換会で共有できればと考えたよね。 -
ヒアリングで事業所の人不足の実態、雇用側の大変さや、
それぞれの業界の事情があることもよくわかった。 -
一方で、働く側が求人に応募しない理由の一つに、子育てとの両立や個々の事情など、求職者側の都合は考えてくれないだろうなってイメージがハードルになってると感じた。
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だから、「今の若い世代はこんなことを考えていますよ」って「その層を取り込むことができれば、こんな良い効果がありますよ」ということを伝えて、少しでも互いの溝が埋まればいいなと思ってたよね。
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実際に意見交換会で感じたのは、企業側は出来上がった人材を求めているということ。でも出来上がった人材は田舎にそうはいないよね。だから人材を育てるという意識、そして雇用側はそれをメッセージとして伝える努力が必要なんだということを伝える場になった。
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うん、すぐに互いの溝は埋まるわけじゃないけど、
違う視点を取り入れることのできる場があることが大事なんだと思う。 -
そうだよね。ああいう場はこれからもっと増えるといいし、
雇用のことは私たちにもできることがあると感じた。 -
それに、自分たちで調べて学んだおかげで、町の女性が置かれている状況や町の雇用の課題が明確になって、もっと町民が仕事もプライベートも楽しめるような環境にしていきたいって気持ちが強くなったと思う。
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それに「行政に助言提言して変えてもらう」じゃなく、
「自分たちで課題解決に向けて実践したい」っていう考えが出てきたんだよね。
第3期/町への助言・提言だけでなく自ら課題に取り組む団体へ!
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1~3期Atsuko -
2~3期Tama -
3期Rei
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3期では、2期から継続して参加したメンバーは当初から事業化or団体化したいという思いを行政側に伝えていた。行政の担当者も賛同してくれていて、その方向を模索し出してくれてた。
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3期がスタートしてどんな風に進めていくかを考えた時、そもそも女性会議が町の魅力的な取り組みの一つだと思うのに、町民にも全然認知されてないし、ネットで検索しても出てこないよねって話になったよね。
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そうだよね、それでホームページは必要だねって。
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だってすごいことだと思うよ、ただの一町民が町の課題を考えて、
意見を聞いてもらえる、それが施策に反映されるなんて。 -
そうそう、間違いなく「若い女性が住みたいまちづくり」のためのアピールになるよね!ってみんなで盛り上がったw
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さらに3期は、1期2期の実績や、やり残したことももう一度見直したよね。
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そう、伝えるだけで終わってしまった課題もたくさんあったし、 1期からずっと考えてきたけど「“住みやすさ”とは何ぞや」っていう答えも明確になってない感じがした。
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せっかく浮き彫りになった課題を伝えるだけで終わらせてしまうのは、
変わることを諦めることになるし、有意義じゃない。
やりがいも感じられないよね。 -
だからやっぱり、女性会議を助言提言だけじゃない自ら課題に取り組んでいける団体にする必要があるんだって明確になって、団体化の方向性が定まったよね。
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もちろん、自分たちが考えるままに好きなことに取り組みたいってことではないし、
営利を目的とした団体でもなくて。 -
行政としても力を入れたいところだけどなかなか手が回らないところや、入りにくいところを私たちが町民の声を聞いて解決策を模索しながら、行政と連携を取って動いていけるような団体をイメージしていったよね。
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津和野町の重要課題の1つに「移住定住者(I・Uターン者)を増やして人口減少をなだらかにする」ということがある。女性会議が作られた理由の「若い女性が住みたいまちづくり」っていう町の総合戦略もこの課題解決のため。
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でも移住者や定住者だけに目を向けていればいいわけじゃなくて、
今住んでいる人たちが住みつづけたいと思ってくれることも絶対必要だよね。 -
そうそう。
みんなでたくさん意見を出していった結果、「住みやすさ=居場所がある、自分の価値を感じられる、生活に納得できる」ってことなんじゃないかって思えた。 -
たぶん都会の住みやすさは、便利さ、選択肢の多さとかなんだろうけど、津和野は人口7,000人の規模だからこその住みやすさを追求したいよね!
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町民1人ひとりの価値が大きい。
だからこそ居場所があると感じられるはず。 -
だから団体の理念にもあるように「町民1人ひとりの自己実現を応援する」ことが大事だし、私たち女性会議に関わったメンバーに起こった「自分たちでより良い環境に変えられる」って思えるようになった変化を、何でも話せる場を作ることによって他の人たちにも実感してほしい。
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確かに。みんなが自分でも動こうって考えるようになったらすごいエネルギーになるだろうね!
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そうそう!3期が1期2期の実績とこれまでの流れを踏まえて分析して、団体設立後の可能性を明確にできたからこそ、行政の信頼を得て、このLady go ~Tsuwano~が誕生したってことなんだよね!
Nextステージ/ついに団体設立!Lady go ~Tsuwano~始動!
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こんな風に団体設立が決まって、理念も言葉になって、
令和4年度私たちLady go ~Tsuwano~は始動したわけだけども、
さぁ、ここからだよね、大事なのは! -
まずは、何でも話せる場を作って、潜在的な課題の調査だよね!
それを「お茶会」という仕組みでやっていく。 -
うんうん、まずはメンバーの身近な人たちを誘って、お茶しながらおしゃべりを楽しみつつ、今の生活の実態をヒアリングしていくんだよね!
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そして、ホームページの開設!
これは今読んでもらってるまさにこれがそうだね! -
さらにこのホームページはポータルサイトとして町内の様々な情報を、「人」が見えるカタチで私たちが取材し発信していけるようになってる。
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そう。今までは町内の情報が集まるサイトって無かったんだよね。
だから大事なことだと思う。 -
まずはこの2つの事業に取り組む。次年度以降は、お茶会で出た課題やニーズから事業も生まれていくだろうし、ポータルサイトの情報もどんどん充実させて、町民の方はもちろん移住を考えている方にも、観光で遊びにくる方にも楽しんでもらえるものにしていければと考えてる^^
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広がる感じ、イメージできちゃうよね^^すごく楽しみ!
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うんうん!私たち活動が、私たち自身を成長させるだろうし、行政と連携してたくさんの人を巻き込むことで、この町が成長していくと信じて、
Lady go!!だね^^